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 先日、私は生駒市での体験に基づき、「10年で激変する!『公務員の未来』予想図」(学陽書房)という本を出版しました。
 その中で「公務員の終身雇用は確実に崩壊する」と書いていますが、これは大げさでもなんでもなく、少し考えてみれば当たり前のことです。そして、終身雇用が崩壊するからこそ、公務員は、今まで以上に地域や社会に必要とされる人材となるために経験を積み、成長しなければなりません。
 役所も、職員がこれからの社会変化の中で活躍できる公務員に成長できるよう、また、仮に公務員をやめても食べていくことができる人材に成長できるよう、挑戦の機会を与え、成長を促す義務と責任がこれまで以上に大きくなります。
 このような背景を踏まえ、生駒市は職員の副業を応援しています。

公務員がボランティアではなく、報酬を得る副業をすべきふたつの理由

 単に地域に飛び出す活動でももちろん素晴らしいのですが、報酬を得る副業を応援すべき理由がふたつあります。