あなたに誰もが振り返るほどの美貌や地位、名誉がなくてもお金持ちの男性の心を射止める方法が、実は一つだけあります。

年収1000万円以上に多い独身者

国土交通省が以前発表した記事によると、30代の男性では、年収が1000万円以上になると既婚率が低下することが判明。今後、さらに未婚率は上昇するものと考えられています。一方、年収が800万円未満の男性は、30代に入り既婚率が高くなるという統計が出ているのです。

確かに年収が多いほどライフスタイルは自由になりますから、結婚による追加的な経済的メリットを得る必要はありません。結婚後、家庭を維持するために必要なお金と時間を、独身であれば永遠に自分のために自由に使えるのです。けれど年収が多い人が独身を選ぶ理由は、本当にそれだけでしょうか……。

お金持ちの男性は女性を見る目が養われている

お金持ちには、3つのタイプがいます。

1. 家系(親)がお金持ち
2. 自分で富を築いたお金持ち
3. 将来的にお金持ち

ここで考えてもらいたいのは、どのタイプの男性もお金を生み出す能力を備えているということ。

2や3の人たちは、将来を見据えて行動できる頭脳と実力、運の持ち主です。ちょっと心配なのが1の男性ですが、やはり彼らも幼い頃から英才教育を受け、一般家庭では味わえないハイグレードな人間模様や経験を積んできています。つまりお金持ちの男性には、女性を見極める目が養われているのです。

お金持ちの男性は「結婚=投資」とみている

あなたがお金持ちと結婚したい理由は何ですか?「お金持ちと結婚すれば何でも好きな物が買え、美味しいものが食べられ、海外旅行もし放題! 悠々自適な生活が待っている!!」 もし、そんなことを思っているなら大きな間違いです。

先ほども言ったように、お金持ちの男性は先見の明に富んでいます。ですから、目の前にいる女性と結婚生活を共にすることで、この先利益をもたらすか、損失をもたらすかというジャッジをしているのです。

その視点は、まるで投資家そのもの。女性との交際や結婚に対し、どれだけ投資資金を捻出できるか、実は脳内ではそんな考えをめぐらせているのです。

結婚は短期的な投資ではなく、終わりの見えない長期的投資。もしかすると彼の人生における、最も重大な投資になります。結婚すれば稼いだお金や財産の半分を伴侶となる女性に渡すことになるのですから、慎重に検討するのは当然でしょう。

結婚相手が将来的に利益をもたらす女性か、あるいは負債ばかり生み出す女性か……男性の判断基準はその点にあります。つまり短絡的に「お金持ちと結婚したい」と思う女性の魂胆など、お金持ちの男性はお見通しなのです。

お金持ちの男性は「美貌」や「家庭的一面」だけで結婚を決めない

ここまでの話で、お金持ちの男性ほど結婚という制度に対し、慎重になるということはおわかりいただけたでしょうか。どんな手段であれ、それだけの収入を得るにはたいへんな苦労と努力を積み重ねてきたのです。それを結婚という制度を選んだがために伴侶に半分譲るというのは、考え難いことでしょう。

今の世の中、およそ8割から9割の物事はお金で解決できると言われています。中には、「お金持ちと結婚するためには、若さと美貌があれば大丈夫!」 と本気で思っている女性もいるようですが、あなたの若さと美貌にはタイムリミットがあるのです。年々、収入を増やしていくお金持ちの男性に対し、残念ながら女性の若さと美貌は日増しに劣化します。

そもそもお金を持っているのですから、若くて可愛くてセクシーな女性と遊びたければ、いくつになっても魅力的な女性と遊び続けられるでしょう。実はその方が、結婚するよりも経済的にはだいぶお得です。

それと同じで、家庭的な一面がアピールポイントだと思っている女性も危険でしょう。家事しかできない女性と結婚するくらいなら、彼らは家政婦を雇います。

お金持ちの人たちがこれまでコツコツと稼いできたお金――そしてこれから稼ぐであろう膨大な資産の半分を渡すことになったとしても結婚したい!と思えるのは、「お金では買えないものを得たい」と心から思えた時です。
(文:大木 隆太郎(恋愛ガイド))