出光や日揮、CO2活用で研究組織 コンクリ原料製造
2019/6/10 17:19
出光興産と宇部興産、日揮の3社は10日、産業廃棄物と二酸化炭素(CO2)からコンクリートなどの原料となる炭酸塩を製造する技術の確立のため、共同で研究会を設立したと発表した。大気中に放出されているCO2を他の原料の製造に生かすことで、より低コストでCO2の排出削減を実現する狙い。基礎研究などを経て2030年の商用化を目指す。
3社が設立した組織は「CCSU研究会」。CO2の分離、回収に加え、活用法も検討する。出光などのほかに、関連技術を研究する複数の大学も参加する。
産業廃棄物からカルシウムやマグネシウムを抽出し、火力発電所や工場から排出されるCO2と反応させて、炭酸塩を製造する。今後2年をメドに基礎研究を行い、製造プロセスを確立する。
出光は千葉県に石炭・環境研究所を持つなど環境対策に力を入れる。同社と日揮は北海道の出光の製油所で、分離・回収したCO2を地中に貯留する取り組み(CCS)も進めている。
今回の研究ではCO2を原料に作った炭酸塩を売って収益化するため、CCSに比べてCO2の削減コストを実質的に削減できるとみている。
宇部興産は炭酸塩の販売を手掛けており、研究会は製造から販売までのサプライチェーン(供給網)の構築をにらむ。
出光、ベトナムで太陽光発電参入 経済成長で需要期待
2019/5/27 16:05
出光興産は27日、ベトナムで太陽光発電所を稼働させたと発表した。同社にとって東南アジアで初の電力事業となる。経済成長が見込まれる同地域では、エネルギー需要の高まりが期待される。出光は再生可能エネルギーを中心に今後も電力事業を拡大する考えだ。
発電所はベトナム南部のカインホア省に建設した。2017年に現地企業などと共同出資で同国に設立したソン ジャン ソーラーパワー社が発電事業を手掛ける。
すでに発電を始めており、電力は20年間、ベトナム電力公社へ売電する。出力は4万9500キロワットで、同国で稼働済みの太陽光発電所では最大級の規模という。年間の発電量は7860万キロワット時を見込む。
国内のガソリン販売市場が縮む中、出光はアジアで再生エネ事業だけでなく、主力の石油事業も強化している。18年には約1500億円を投じて新設した製油所がベトナムで商用生産を始めた。
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