古河電工、高精度な溶接技術開発 自動車アルミ向け
2019/6/7 13:21
古河電気工業は7日、自動車パネルなどで使うアルミニウム合金の溶接作業向けに、欠陥数を100分の1に抑えられる技術を開発したと発表した。ビームの当て方やエネルギーの偏り具合などを最適化した。この技術を採用した溶接機を2019年度後半に発売する計画。軽量素材としてアルミの採用を進めている欧州や日系自動車メーカーを中心に売り込む。
新技術は、アルミ材同士を接合する時にできる「溶接欠陥」と呼ぶ穴の数を100分の1程度に抑えられるという。従来よりも出力を上げ、溶接の作業も約2倍に高速化。毎分10メートル近くを溶接でき、工場の生産ラインの効率化にもつながる。
アルミは自動車のパネル材や電気自動車(EV)の電池の容器など応用範囲が広い。独アウディは車体すべてをアルミ部材で構成する「オールアルミ車」を実用化している。
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