ローソン食品ロス削減、沖縄で11日開始 貧困対策にも
2019/6/10 12:35
ローソンは売れ残りによる食品ロスを削減するための実証実験を沖縄県で11日から始める。顧客へのポイント還元のほか、福祉団体への寄付を通じ、子供の貧困問題にも対応する。ローソンの竹増貞信社長は10日、那覇市内で記者会見し「沖縄は苦労している家庭や子供が多い。食品ロスを削減し、子供の笑顔につなげたい」と述べた。
記者会見するローソンの竹増貞信社長(左)と、沖縄県母子寡婦福祉連合会の与那嶺清子会長(10日、那覇市)
沖縄のほか愛媛県でも実施する。沖縄では「ポンタ」会員らが午後4時~同11時に消費期限が近い弁当やおにぎりを購入すると、100円につき5ポイントを付与。さらに5%分を公益社団法人「沖縄県母子寡婦福祉連合会」に寄付し、子供の支援につなげてもらう。
同連合会の与那嶺清子会長も会見に同席し「子供の貧困は社会問題だ。全国に先駆けて沖縄で取り組んでもらい感謝する」と期待を込めた。
実験は県内の全231店舗で8月末まで実施。結果を踏まえて全国展開を検討するが、竹増氏は「地域を広げられるプログラムだと確認できれば、8月末を待たずにチャレンジする」と述べた。
コンビニ販売中止・エロ本難民どこへ行く 5月号で休刊「俺の旅」編集長が解説
“元気な男たち”にとっては、深刻な問題だ。この夏、エロ本がコンビニから消えてしまう。大手コンビニがこぞって成人向け
雑誌の販売を取りやめると表明して約3か月。8月末をメドにコンビニからエロ本がなくなる。これも世の中の流れ、と言ってしまえばそれまでだが…。本紙にもたびたび登場した風俗情報誌「俺の旅」(大洋図書)も4月発売で休刊。エロ本を手軽に買えなくなった「エロ本難民たち」の漂流の行く末は?
コンビニの雑誌コーナーは多くの人が利用したことがあるだろう。その奥に成人向け雑誌が隔離されるように置かれているのだが、ついに複数の大手コンビニから8月末をメドになくなる。
ミニストップが2017年末から順次、販売を中止。今年1月、セブン-イレブン・ジャパンとローソン、ファミリーマートが成人向け雑誌の販売を8月末までに原則、中止するとした。国内の9割超のコンビニで取り扱いがなくなることになる。女性や子供、外国人観光客への配慮だという。
「俺の旅」も影響は避けられず、4月発売の5月号をもって休刊となった。
ほかの成人向け雑誌も同様に決断を迫られている。将来の展望を描けず廃刊するものや、過激なエロをやめてソフト化路線を推し進め、一般雑誌の棚を目指すものなどに分かれている。
そんな中、「俺の旅」はウェブに活路を見いだそうとしている。生駒氏は「独立することにしました。出版社と話し合い、『俺の旅』の商標を使っていいことになったので“ウェブ版俺の旅”として続けていくつもりです」と宣言した。
「俺の旅」の購読者層は40代から70代。コンビニに置かれるほかの成人向け雑誌も同様で、デジタル化の波に乗り切れていなかったシニア世代が買っていたわけだ。近年はデジタル写真集の売り上げが良くなっており、エロ本などのエロコンテンツもどんどんデジタル化が進んでいくと予測される。
「エロ本がなくなることで、エロ本を購読していたシニア世代は嫌でもデジタル化されていくでしょう。エロ本がコンビニからなくなっても彼らの性欲はなくなりませんから、性欲にかき立てられるように、ITの勉強を始めることになります」(生駒氏)
まさに、AV見たさにVHSビデオデッキの普及が進んだ、みたいな話だ。日本社会はデジタル化が遅れていると指摘されることが多いが、シニア世代がデジタル化に慣れ親しめば、さまざまなことが変化する。
「アナログにこだわっていたシニア世代が減ることで、ペーパーレス化やキャッシュレス化もより進む。ファクスもなくなるでしょう」(前同)
それでも紙媒体を望む人のために、部数を絞った通信販売限定のエロ本や、注文を受けて作るオンデマンド印刷のエロ本などもあり得るが、エロ本の在り方は以前と違ってくる。
やはり世の中を変えるのはエロなのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿