「サラリーマン川柳」で平成の経済振り返る
毎年、世相をユーモアで表現する「サラリーマン川柳」を発表している第一生命が、平成の経済を振り返った時代の象徴的な句を紹介した。
バブル景気にわく1980年代の後半は、「ビジネスマン 24時間 寝てみたい」(ボーナス)。
バブル崩壊後の1990年代前半は、「御取り引き バブルはじけて お引き取り」(逆転パパ)。
日本がデフレ経済へと向かった2000年代前半は、「上司ども パソコン見ないで 現場見ろ」(営業ウーマン)。
また、2012年まで続いた金融危機のころは「『空気読め!!』 それより部下の 気持ち読め!!」(のりちゃん)。
いわゆるアベノミクスで景気回復が見えた2013年以降は、「やってみた ゆう活憂鬱 趣味がない」(咳をしなくても独り)。
など、日本経済の歩みとともに会社や職場も変わっていく様子が巧みに描かれている。
平成最後のサラリーマン川柳は来月発表される。