サラリーマン人生、いくら頑張っても目標とする方向が間違っていたら、望ましい成果は得られません。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では、学歴やコネが無くても年収1,000万円になれるスキルをセミナー等で多くの人に伝えている佐藤しょ~おんさんが、人生で成功をかちとるための「正しい式を立てる能力」と「計算する能力」について解説しています。

式を立てる能力と、計算する能力

人生に於ける問題解決って、とどのつまり二つの能力が求められるんです。ひとつは「式を立てる能力」であって、もうひとつは「計算をする能力」です。
式を立てるというのは、何をどうしたら問題が解決して、自分の望み通りの未来が来るのかを考える能力です。
例えば、経済的に苦しいというのなら、
 ● 何をどうしたら収入が増える、増えそうなのか
を考える能力のことです。
残業が出来ないかを考えるダブルワークが出来ないかを考えるどうやったら月給が増えるかを考えるもっと給料の高い会社に転職出来ないかを考える
これは全て、式を立てる能力です。もう少し頭が良い人だと、
給料が高い会社に転職するために必要なスキルは何かを考えるいつまでに、どうやったら、そのスキルが身に付くのかを考えるダブルワークは何をしたら儲かるのかを考える出世するための方法を考えてみる
というところまでツッコんで考えるはずです。
こんなのは当たり前だろうって?そうそう、これを当たり前だと考えられる人は、人生で発生する諸問題や願望をそれなりの打率で解決出来るんですよ。ところがおバカってここで、
出張手当を誤魔化したろウソの残業申請をしよう店の商品をパクって転売しよう
とか考えるんですよ。これって立てた式に間違いがあるということですよ。その式をいくら解いても正しい答え、つまり安全に幸せになるというゴールには辿り着きませんから。
人生が上手く行かない人って、ホントにここで書いたようなことをするんです。
 ■ だから、明らかに式が間違ってますよ
ってことに気付けないんですね。
もうひとつのパターンは、式は正しく立てられたのに、計算が出来ない人です。
算数の文章題って二つの関門があるわけですよ。ひとつが問題となる文章を読んで、
 ● どんな式を立てたら正しい答えが出て来るのかを考える部分
と、
 ● 立てた式を解いて、答えを求める部分
です。前者が出来ても後者でつまらない計算ミスをしたら、正しい答えに辿り着かないわけですよね。人生に於いてこの部分は、具体的に行動して結果を出すということです。
いくら式がエレガントで、正しくても、3日坊主で止めちゃいましたとか、時間が無いのでやってませんだと、現実化には至らないわけですよ。
これね、サラリーマンの人に意外に多いんですよ。特に今、バリバリと働いている人が、
キャリアチェンジをしたい とか独立をしたい とか副業を始めたい とか新たなスキルを身に付けたい
と考えた場合、最大のネックは、それをやる時間がないことだったりするんです。毎日会社で終電近くまで働いていたら、そんなことする時間がありませんから。それならニートや引きこもりで時間がたくさんある人の方が、人生を激変させやすかったりします。
上手く行かないんです、と嘆く人はたくさんいるんですが、このどちらに問題があるのかを理解している人って案外少ないんです。
特に式を立てる能力が具わっていない人は、自覚が無い上に、その間違った式で計算を始めたりしますから。これってドツボにハマる典型例ですからね。
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