2019年11月9日土曜日

三菱商事が原油先物取引で342億円損失の子会社を清算

三菱商事が原油先物取引で342億円損失の子会社を清算

東証1部上場の大手商社「三菱商事」は、100%出資子会社の「Petro-Diamond Singapore」(シンガポール)を清算すると発表

成約済みの取引を履行し、債権債務残高を精算した上で、同子会社を清算する決定に至った
1989年に設立の同子会社は、シンガポールを拠点として原油・石油製品の取引を手掛けているものの、中国向けの原油取引において、中国籍の現地社員が社内規定に違反し先物取引を繰り返した結果、7月以降の原油価格の下落で約342億円の損失が確定し、最大で約308億円の債務超過に陥る見通し

三菱商事 原油先物取引で約340億円損失見込み



大手商社の三菱商事は、シンガポールの子会社に勤めていた現地社員が社内規定に違反して行った原油の先物取引で、およそ3億2000万ドル、日本円で340億円にのぼる損失が発生する見込みだと発表しました。
三菱商事によりますと、シンガポールの子会社が、ことし1月から先月にかけて行った原油の先物取引で、およそ3億2000万ドル、日本円でおよそ340億円の損失が発生する見込みだということです。

三菱商事によりますと、取り引きを行ったのは中国籍の30代の現地社員で、中国向けの原油取り引きのリスクをヘッジするための取り引きだと偽って、社内の規定に違反する原油の先物取引を繰り返していたということです。

不適切な取り引きは、およそ5000件にのぼり、ことし7月以降に原油価格が下落したことで損失が拡大したということです。

三菱商事の子会社はこの現地社員を18日付けで解雇したうえで、19日、シンガポールの警察に刑事告訴しました。

三菱商事は業績に与える影響は精査中だとしていて「今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止に向けた取り組みを一層強化していく。経営責任については損失額がはっきりした段階で示したい」としています。


新品価格
¥1,728から
(2019/5/19 14:56時点)


お金の力を正しく知って、思い通りの人生を手に入れよう。
変化の時代のサバイバルツールとして世界中で読まれ続けるベスト&ロングセラー、待望の改訂版。

□最初に読むべき「お金」の基本図書
毎年多くの「お金」に関する本が出版され,書店に並び、そして消えていきます。
そんな状況の中で、「金持ち父さんシリーズ」は刊行から13年経った今でも変わらず多くの支持を得ています。

その第1作目である『金持ち父さん 貧乏父さん』は、時代が変わっても古びない原理原則を示す「お金」の基本図書。
「目からウロコの連続でした! 」という声が絶えず寄せられ、これまで数多の人々の「お金観」を変えてきました。
現在は日本やアメリカのみならず51ヶ国語に翻訳され、109ヶ国で読まれています。
価格:1,070円
(2019/5/19 15:04時点)
感想(0件)

0 件のコメント:

コメントを投稿