長野市に本社を置くきのこ生産大手、ホクトは先月の台風19号で浸水被害を受けたエリンギの生産工場について、電気系統の被害が深刻で、来年3月までの今年度中に操業を再開するのは難しいという見通しを明らかにしました。
ホクトは千曲川の堤防が決壊した影響で、長野市内にある2つの工場と研究施設が浸水し、このうち赤沼地区にあるエリンギの生産工場は1階部分が水につかり、今も生産がストップしています。
15日、都内で開かれた決算説明会で水野雅義社長は、エリンギの生産工場について、来年3月までの今年度中に操業を再開するのは難しいという見通しを明らかにしました。
工場内の電気系統の復旧や、壁に入った泥を除去するのに時間がかかるためとしています。
この工場は、年間およそ3000トンのエリンギを生産するホクトの主力の工場の1つですが、今後ほかの工場で増産したとしても、エリンギの出荷はおよそ900トン減る見通しだということです。
水野社長は記者会見で「現在100%提供できる体制にはなっていないため、今後、他の工場で増産したとしても、引き合いが強くなれば多少価格を上げざるをえない」と述べ、今後、エリンギの出荷価格に影響が出る可能性があるという考えを示しました。
15日、都内で開かれた決算説明会で水野雅義社長は、エリンギの生産工場について、来年3月までの今年度中に操業を再開するのは難しいという見通しを明らかにしました。
工場内の電気系統の復旧や、壁に入った泥を除去するのに時間がかかるためとしています。
この工場は、年間およそ3000トンのエリンギを生産するホクトの主力の工場の1つですが、今後ほかの工場で増産したとしても、エリンギの出荷はおよそ900トン減る見通しだということです。
水野社長は記者会見で「現在100%提供できる体制にはなっていないため、今後、他の工場で増産したとしても、引き合いが強くなれば多少価格を上げざるをえない」と述べ、今後、エリンギの出荷価格に影響が出る可能性があるという考えを示しました。
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