東証2部上場のエンジニアリング業「千代田化工建設」は、連結子会社の「Chiyoda (Thailand)」を解散および清算すると発表
今後は、12月末をめどに同子会社の株主総会にて解散を決議する予定
1990年に設立の同子会社は、タイにおける製油所の建設増強工事を手掛けていたものの、アジア通貨危機に伴い事業を大幅に縮小し、その後は主にマーケティング業務を行っています。一方、事業規模が小さいことから、タイにおけるマーケティング業務は本社から行うこととしたため、同子会社の解散を決定
千代田化工建設が債務超過の猶予期間入り
東京証券取引所は、1部上場のエンジニアリング業「千代田化工建設」を上場廃止に係る猶予期間入り銘柄に指定するとともに、2部銘柄に指定替えすると発表
アメリカおよびインドネシアのLNGプロジェクトにおける工事コストの大幅な増加で、2019年3月期決算は2149億円の最終赤字を計上するなど業績が悪化しています。なお、筆頭株主の「三菱商事」に対する第三者割当増資により約700億円を調達する予定で、その払込みの完了をもって債務超過を解消できる見込み
同社が2019年3月期決算において592億円の債務超過に陥ったための措置で、猶予期間となる2020年3月31日までに債務超過を解消できない場合は上場廃止
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