宮城県石巻市に本拠を置く水産品加工の「株式会社ヤマトミ」は、10月31日付で東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請
負債総額は、帝国データバンクによると約10億円、東京経済によると約11億6000万円の見通し
2011年3月に発生した東日本大震災により、工場および冷凍倉庫が全壊するなど甚大な被害を受け、その後は他社工場を間借りし一時的に営業を再開すると、翌年には事務所および食品工場の復旧工事が終わり生産を再開し、2015年には新規に第二食品工場を開設したものの、工場建設に伴う多額の借入金が資金繰りを逼迫したほか、販路の縮小などから売上も低迷が続いたため、自力での再建を断念し今回の措置に至った
1992年に設立の同社は、食品問屋やスーパー・回転寿司チェーンなどを取引先として、アナゴ・鯖・イカ・カレイ・エンガワ・鮭・つぶ貝など寿司ネタ用食材や、ウニ・アワビなど海鮮魚介類の加工・販売を主力に事業を展開するほか、冷凍倉庫を保有し倉庫業を手掛けていた
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