高齢出産の夫婦の場合、子どもの将来の教育費負担を考えるとマイホーム購入には慎重にならざるを得ません(写真はイメージです) Photo:PIXTA

夫54歳、子どもは2歳と4歳
これから家の買い替えは可能か

 今回ご相談をくださったのは、54歳のご主人と、まだ小さいお子さん2人と暮らす42歳の女性です。ご主人がすでに50代で次第に収入が減っていく一方、これから子どもの教育費もかかるなかで、家の買い替えが可能かどうかという悩みをお持ちです。
【相談内容】
<相談者の家族構成と年齢>
Wさん(ご本人・妻) 42歳
夫 54歳
長女 4歳
次女 2歳
2人とも再婚。夫には前妻の子(30歳)がいるが、既に家庭を持ち独立。
<世帯収入(年収)>
Wさん 610万円
夫 490万円(年々減少)
<月間支出>
35万円
<貯蓄>
800万円
財形貯蓄170万円(年間100万円増)
※その他
夫 退職金ほぼなし
Wさん 退職金確定拠出年金 現在130万円
<負債>
マンションローン残高800万円
(売却額予想額900万~1200万円)
<投資額>
貯蓄保険 1000万円
株 100万円
<具体的なお悩み>
15年前から住んでいる築25年のマンション(本人所有)から、さいたま市内に一戸建て、もしくは駅近マンションを購入して引越ししたいと考えている。子どもの進路も確定しない中、ローンを組み、支払い続けるのは可能か。いくらまでならローンが組めるのか。そもそも購入できるのか。