共働きが増えている反面、専業主婦を希望する女性も多いといいます。専業主婦にいったん収まってしまうと、仕事への復帰には大きなエネルギーを使います。数年間のブランクに対する不安や、家事育児との両立など悩みはつきません。そんな中でも働きたいと思う女性に向けてお伝えします

専業主婦に憧れる女性は多い!?

今の時代「専業主婦は贅沢な職種」と揶揄されるくらい、共働き世帯が増えていますが、今でも、20代の3人に1人が「専業主婦」を希望しているといいます。私自身も「専業主婦」に強い憧れを抱き、長男の出産を機に仕事を辞め、憧れの専業主婦になりました。

最初の頃は悠々自適にゆったりとした時間を赤ちゃんと共に過ごし、一生仕事はせずに専業主婦でいたいとさえ思っていました。しかし、私の性格をよく知っている母は「専業主婦もそのうち飽きるから、仕事に復帰したいと思うわよ」と将来を見透かしたように言いました。

実際に2人目を出産し、家計が徐々に苦しくなると同時に、家事と育児だけの毎日に「自分らしさ」を見いだせなくなり、仕事に戻るひとつの手段としてファイナンシャルプランナーの資格を取得しました。