米交通統計局の最新のレポートによると、2018年航空会社によって課金された手荷物料金は約49億ドルでした。2017年の46億ドルから増加しています。
一番多額な課金をしているのが、アメリカン航空とユナイテッド航空で、それぞれ12億ドルと8億8,800万ドルです。

手荷物料金増加のワケ

2018年、ジェットブルー航空、アメリカン航空、アラスカ航空、デルタ航空が手荷物の預け入れや超過料金を値上げしたのが、この急増の理由だと思われますが、デルタ航空は2018年に増加しなかった唯一の航空会社です。
また、アラスカ航空は、昨年手荷物料金がもっとも増えましたが(約2倍)、それはヴァージン・アメリカの買収に関連して増加している可能性が高いです。
以下は、そのレポートによる、他の航空会社の2017年と比較した昨年の手荷物料金の金額です。
アメリカン航空:12.2億ドル(11.7億ドルより増加)
ユナイテッド航空:8.9億ドル(7.9億ドルより増加)
デルタ航空:7.9億万ドル(9.1億ドルより減少)
スピリット航空:6.4億ドル(4.9億ドルより増加)
フロンティア航空:3.7億ドル(3.6億ドルより増加)
ジェットブルー航空:3.2億ドル(2.9億ドルより増加)
アラスカ航空:2.8億ドル(1.5億ドルより増加)
アレジアント航空:2.2億ドル(1.9億ドルより増加)
ハワイアン航空:8.5千万ドル(8.1千万ドルより増加)
サウスウエスト航空:5千万ドル(4.6千万ドルより増加)
サン・カントリー航空:3.6千万ドル(2千万ドルより増加)
米交通統計局レポートより
2019年のレポートでは、おそらくさらに増加していることでしょう。
このような手荷物料金が増加している航空会社は、昨年末に手荷物料金を値上げしています。
つまり2019年のレポートは、その大幅な変更がはじめて反映される年になるということです。

手荷物料金、どう抑える?

手荷物料金を節約したい人は、以前米Lifehackerで書いているように、航空会社と提携しているクレジットカードを保有したり、航空会社の上級メンバーになることで、節約することができます。
また、一か八かでゲートで荷物を預けてみるのもありです。
手荷物料金を課金されない可能性もありますが、保安検査場で荷物をまとめなければならなかったり、その際に超過した分の液体を捨てなければならないかもしれません。
「Airfare Watch Dog」の手荷物料金のチャートで、どの航空会社が預け入れや超過料金が高いかをチェックすることもできます。
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Source: BTS, airfarewatchdog
Josh Ocampo - Lifehacker US[原文]