2019年7月31日水曜日

川崎重工業の20年第1四半期は82億円の最終赤字に転落

 川崎重工業の20年第1四半期は82億円の最終赤字に転落

東証・名証1部上場の重機大手「川崎重工業」は、2020年3月期第1四半期決算短信を発表し、四半期純損益が82億4900万円の赤字

車両事業やモーターサイクル&エンジン事業で赤字を計上するなど不振だったことに加え、円高の進行による為替差損の増加も影響し、純損益は赤字転落


川崎重工「発電船」の設計 ノルウェーで承認 


2019/6/7 18:55
川崎重工業は7日、洋上に係留した船で天然ガスから発電し、地域に電力を供給する「発電船」の設計の基本承認をノルウェーの船級協会から取得したと発表した。発電船は電力インフラの整備が途上な新興国で、素早く導入できる新電源として期待されている。2022年度までに2隻の受注をめざす。
船舶の設計などを検査する船級協会で世界有数の組織であるノルウェーの「DNV GL」から、発電船の設計が規則に適合しているとの承認を得た。発電船は台船に発電機や液化天然ガス(LNG)タンク、送電設備を一体で設置する。造船所などで建造し、そのままえい航して消費地近くの海上に設置する。
今回承認を得た発電船は3万キロワット級の発電機を搭載する。1隻あたりの価格は150億~200億円程度を見込む。今後、川重は8万キロワット級などの発電能力を持った大型発電船の設計でも承認を取得し、受注拡大を狙う。22年度以降は発電船全体で年間3~6隻の受注をめざすとしている。

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