2020年3月15日日曜日

「ウイングアーク1st」に新規上場の承認取消

「ウイングアーク1st」に新規上場の承認取消
東京証券取引所は、3月26日付で新規上場を予定していた企業向けソフトウェア・クラウドサービス開発の「ウイングアーク1st」について、3月10日付で新規上場の承認を取り消すと発表
新規上場の承認取消しは2020年に入って初めてのこと
同社は、ジャスダックおよび東証2部に上場していた旧「1stホールディングス」で、2013年にマネジメント・バイ・アウトにより上場を廃止した後に、投資ファンドが全額出資し、2019年3月13日に新規上場を予定していたものの、市況の悪化などを理由に上場申請を取り下げていました。そのため、2年連続で新規上場の承認取消を受ける異例の事態
同社によると、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大や原油価格の急落などを受けた市況悪化を勘案した結果、上場申請の取り下げを決議したとのことです。なお、上場手続の再開については市況の動向を見極めたうえで判断する方針

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