2020年3月22日日曜日

マツダ・トヨタからエンジン部品受注、北海道の中小企業2社の正体

マツダ・トヨタからエンジン部品受注、北海道の中小企業2社の正体


北海道で自動車部品を生産する中小企業が完成車メーカーからの受注を開拓している。トルク精密工業(北海道赤平市、高橋新作社長、0125・32・5222)は、マツダからガソリンエンジンで使う部品を受注。佐藤鋳工(同妹背牛町、佐藤孝造社長、0164・32・2130)は、エンジンを車体に固定する部品をトヨタ自動車から受注した。道内には完成車の工場がなく物流で不利だが、技術力や実績が評価された格好だ。(取材=札幌支局長・村山茂樹)

【マッチング契機】

トルク精密工業は、マツダの新しい燃焼方式を採用したガソリンエンジン「スカイアクティブX」で使う部品を受注し、2019年11月から月2万個で量産している。道内中小企業でマツダから量産部品を受注したのは初めてとみられる。部品はステンレス製の電動吸気バルブに使う弁で縦3センチ×横2センチ×厚さ1ミリメートル。マツダのスポーツ多目的車(SUV)「CX―30」と小型車「マツダ3」に搭載されている。
きっかけは北海道経済産業局から次世代自動車関連部品の参入支援事業でコーディネーターを紹介されたことだ。コーディネーターがマツダのニーズと、トルク精密の技術力を勘案してマッチング。トルク精密はステンレスの薄板のプレス加工で、バリ取りのための研磨加工が不要な技術を確立した。
物流費を入れても研磨加工費がかからないので低コストだ。通常は系列サプライヤーが部品供給に連なるため新規参入は難しいが、トルク精密の高橋信幸常務は「顧客ニーズが直接わかったので開発できた」と話す。高橋社長は「別の部品に加工技術を展開したい」と意欲を示す。

【一つの挑戦】

佐藤鋳工は19年12月末からトヨタ自動車の上郷工場(愛知県豊田市)に「エンジンマウントブラケット」の納入を始めた。20年5月にはトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)にも納入する。両拠点への納入は初めて。小型車「ヤリス」に搭載されている。 
これまではトヨタ自動車北海道(北海道苫小牧市)に、自動車の駆動系部品であるディファレンシャルギア(デフ、差動装置)を収納するデフケースの素材を納入していた。
エンジンマウントブラケットは、これまでの実績が認められた上で、鋳造に加工作業を加わえた部品として仕上げた。佐藤鋳工の佐藤社長は「一つの挑戦だった」と、加工機などに億単位の設備投資を行った。本当の狙いはデフケースの素材を加工し、部品として納めることだった。佐藤社長は今回の取り組みは「次へのステップ」としており、自動車部品事業のさらなる飛躍に意欲を示す。
日刊工業新聞2020年3月19日

世界に誇れるデザインのマツダ3に足りないものは何か?




世界に誇れるデザインのマツダ3に足りないものは何か?
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―

 日本車のネーミングは、スープラとかスカイラインとかなにかしら名前っぽい感じですが、欧州ではアウディA4とかBMW320dとか、コードネームっぽい名前が主流です。そんななか我らがマツダが欧州化? アクセラの後継車をMazda3として発売しました。名前だけでなく中身も欧州のクルマに負けない感じになったのでしょうか?

MJブロンディ改め永福ランプ=文 Text by Shimizu Souichi
池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

◆マツダ3はカーマニアのヒーローか?未完の大器か?

 人間、オッサンになると、若きヒーローへの思い入れが強くなる。たとえばかつての石川遼や、現在の大谷翔平だ。彼らが活躍してくれれば我がことのようにうれしく、不振に陥ればガックリする。一種の代償作用ですな。

 カーマニア(≒オッサン)も、国産車のヒーローの出現を常に待ち望んでいる。カーマニア的価値観における“いいクルマ”が登場して、世界的に高い評価を得てもらいたいと願っているのだ。別にヒット車になる必要はない。ヒット車ってのは一般大衆にウケるってことなので、むしろわかる者にしかわからないような、隠れた名車が最も望ましい。

 マツダ3は、まさにそういった存在になりそうで、カーマニアの期待は高まっていた。

 その期待がいま、少しばかり崩れつつある。期待が大きすぎたせいもあって、出てみたらそれほどでもなかったのだ。甲子園のヒーローが鳴り物入りでプロ入りしたけど、意外とイマイチだったみたいに。

 マツダ3は、これまで国内ではアクセラという名前で売られており、すでに隠れた名車だった。カーマニアが乗れば「いいクルマだなあ」と感心するけれど、特に目立った技術があるわけではなく、カタチも普通のハッチバック&セダン。いぶし銀すぎて、あまり一般受けはしない。まさにカーマニアの理想像!

 そのアクセラを、さらにこだわりまくって進化させ、デザインもこだわりまくって美しく仕上げ、ついでに世界を震撼させる新技術も投入して、このクラスの世界的ベンチマークであるVWゴルフをも超える究極のグローバルカーが出現する! それがマツダ3! そう期待されていたのです。

 確かにデザインは美しい。マツダ3と比べれば、ゴルフのデザインなんざカッペ! フランスやイタリアの同クラス車と比べても勝っている。

 なによりすごいのは、小細工ナシの超シンプルな造形で、この美しさを実現していることだ。ボディ面に刻まれたエッジラインはほとんどナシ。キラキラしたメッキや装飾的なLEDも控えて、カタマリの本質で人々のココロをつかむ! 和食同様、素材の良さってヤツですね。

◆VWゴルフよりマツダ3がリードしてるのは…

 でも、それ以外はイマイチでした。

 まず、世界を震撼させるはずの期待の新エンジン「スカイアクティブX」は発売延期! 難解なのでメカの説明は割愛しますが、究極のガソリンエンジンになるはずのエースが、まだ投入されていない。

 エース以外のエンジンは、ほぼ以前のままだ。マツダと言えば、7年前に発表した革新的ディーゼルエンジン「スカイアクティブD」で世界を震撼させたが、7年間ほとんど進化がなく、あらゆる面で欧州のライバルに追い越されつつある。

 今回試乗したのも、その1.8リッターディーゼル搭載モデルだが、旧態依然とした6速ATとの組み合わせで、加速感もフィーリングもあんまり冴えなかった。足回りも思ったほどは良くはなかった。マニア的な説明は割愛しますが、路面の継ぎ目でかなりハネるなど、乗り心地がいまひとつだ。

 7年前に登場して熟成の進んだVWゴルフに比べると(日本導入は6年前)、エンジンも足回りも、明らかに負けてましたあ! マツダ3がリードしてるのはカッコだけ!
それに追い打ちをかけるのが、意外なほどの値段の高さだ。アクセラから30万円ほど値上げされたのはまだしも、12月に予定されているスカイアクティブX搭載車は、フツーの2リッターガソリン車より、なんと67万円も高くなる! オプション付けたら支払い総額400万円超え! ならBMW買いますわ……。

 これじゃ、甲子園を沸かせた期待の若手が、まだ大した成績も残してないのに、契約更改でゴネまくっているみたいだ。オッサンたちの失望はさらに高まる。

 それでもまあ、このデザインだけは世界に誇れます。いまのところは、それでヨシとしておきましょう。

【結論】
 果たしてマツダ3は今後カーマニアの期待に応えてくれるのか? それとも未完の大器のまま終わるのか? 特にスカイアクティブXは、あまりの値段の高さゆえ、ほとんど売れずに超レア物で終わる危惧を抱いております。

―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―

【清水草一】
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中。清水草一.com


「マツダ3」ファストバックとセダンが日本デビュー!その性能に見る新たな挑戦







マツダは人間のバランス能力を主題に新世代車両構造技術“スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー(SVA)”を考案 その第1弾は「誰もが羨望するクルマ」を開発テーマに掲げたマツダ3 ボディタイプは5ドアHBのファストバック(右)とセダン(左) 従来のアクセラの後継車 Photo by Akihiko Kokubo
このモデルからマツダの挑戦が始まる「マツダ3」がデビューした。ボディタイプはファストバックとセダン。エンジンは4種。新しいスカイアクティブXは10月発売予定。

全世界でマツダ3を名乗る
ニューモデル

 新しいクルマ作りに挑戦したオールニューモデル、マツダ3がデビューした。マツダ3は、アクセラの後継モデル。モデルチェンジを機に、海外名称と統一され、全世界でマツダ3を名乗る。
 ラインアップは、5ドアHBのファストバックと、4ドアセダンの2シリーズ。パワーユニットは1.5リットル・DOHC16V(111ps)、2リットル・DOHC16V(156ps)、1.8リットルディーゼルターボ(116ps)、そしてスカイアクティブXと呼ぶ世界初のSPCCI(火花点火制御圧縮着火)仕様2リットルガソリンの4種。すぐに発売されるのは1.5リットル・DOHC16V(ファストバック専用)、2リットル・DOHC16V、1.8リットルディーゼル搭載モデル。
 スカイアクティブXの詳細は未公表。発売は10月を予定している。
 トランスミッションは6速ATが基本。ファストバックは一部グレードに6速MTをラインアップ。駆動方式はFFと4WD。


マツダは、なぜ「似通った車」を造り続けるのか








5月下旬に日本で発売されたMAZDA3(撮影:尾形文繁)

今、クルマ好きの間で高い人気を得ているメーカーがマツダだろう。最近は新型車の投入も活発で、2019年5月下旬にはアクセラの後継車種であるMAZDA3(マツダ3)を発売。2019年の夏から秋には、SUVのCX-30も登場する予定だ。
東洋経済オンライン「自動車最前線」は、自動車にまつわるホットなニュースをタイムリーに配信! 記事一覧はこちら
これらの新型車を含めて、カッコイイ外観と、走る楽しさを重視したクルマ造りが今のマツダ車の特徴になる。居住性や積載性といった実用的な機能より、クルマが持つ趣味性を重視している。
その一方で、今のマツダ車には「外観がどの車種でも同じに見える」という指摘もある。メーカーのWebサイトの「カーラインナップ/乗用車」の項目には、真横から撮影したマツダの10車種が掲載されているが、たしかに似通ったクルマが並ぶ。全車がソウルレッドクリスタルメタリックと呼ばれる赤い外装色だから、なおさら似てしまう。
車種を豊富に用意するのに、どれも同じように見えるのは損ではないのか。いろいろな見せ方をしたほうが、多くの顧客を引き寄せられるだろう。

明確なブランド表現

マツダが複数の車種で同じようなデザインと色彩を採用した理由は、マツダ車の特徴を際立たせるためだ。メルセデスベンツやBMWなどの欧州車も、フロントマスクに共通性を持たせて明確なブランド表現を行う。マツダ車にも同様の狙いがある。
マツダ車の外観の共通化は、今に始まったことではない。1990年代のアンフィニRX-7、センティアなども「ときめきのデザイン」として陰影の美しいボディスタイルを採用した。ただし、当時は人気をいま一つ高められなかった。
そして景気の悪化もあり、マツダ車の売れ行きは1990年代に急落する。1990年のマツダ車の世界生産台数は142万台だったが、1995年には約半数の77万台に減った。決算も1994年3月期には489億円の最終赤字に陥り、フォードの出資比率を高めて生き残りを図った。
その後、マツダ車の世界生産台数は2001年に96万台、2002年には100万台と徐々に持ち直し、2010年には131万台まで回復した。
この業績回復の過程で、2005年頃に立案されたマツダの新たな戦略が「魂動デザイン」と「スカイアクティブ技術」であった。魂動デザインはマツダ車の外観表現で、疾走する動物からイメージを膨らませている。前輪駆動車でもフロントウインドーの位置を後方に寄せてボンネットを長く見せ、サイドウインドーの下端を後ろ側へ持ち上げることにより、躍動感を演出する。
このデザインをすべてのマツダ車に当てはめたことから、Webサイトの「カーラインナップ/乗用車」のように、どの車種でも外観が似通った。

背景にある合理化やコスト低減

スカイアクティブ技術も同様だ。各種のエンジン、6速のATとMT、プラットフォームなどの共通化を進め、複数の車種が同じメカニズムを使う。アクセラがマツダ3にフルモデルチェンジされて新世代プラットフォームを採用したが、今後はほかの車種もこのタイプに移行する。
厳密にいえば、プラットフォームはボディーサイズに応じて複数用意するが、基本的な考え方は魂動デザインのように共通だ。運転すると車両が操舵角に応じて正確に向きを変え、機敏でも鈍くもない。ドライバーが車両と一体になって運転の楽しさを満喫できるクルマ造りを目指している。
ロードスターは後輪駆動だから、プラットフォームはエンジンの配置なども含めて前輪駆動と大きく異なるが、基本的な考え方は同じだ。
メカニズムを共通化した背景には、運転感覚の統一と併せて、合理化やコスト低減もある。メカニズムの種類を抑えれば、開発力を集中させ、優れた商品を割安に造ることが可能だ。また1つの車種が改良を行えば、ほかのマツダ車にもマイナーチェンジなどを施して、水平的に展開できる。各車種を綿密に進化させられることも特徴だ。
スバルも以前から、同じような方法を採用してきた。エンジンは水平対向で、駆動方式は4WDが中心になる。プラットフォームの種類も少ない。スバルは規模の小さなメーカーだが、個性的な機能を集中して採用することにより、高機能で上質なクルマを開発している。
絞り込んだクルマ造りは、マツダの車種構成にも当てはまる。ミニバンや背の高いコンパクトカーは、重心も高まってマツダの求める走行安定性と運転感覚を実現しにくいため、廃止された。今は天井の低いハッチバックやセダンが中心で、少し背が高くてもSUVにとどまる。
このボディタイプの削減は、マツダ車の個性を際立たせる一方で、解決すべき課題も生み出した。先に述べたように、どのマツダ車も同じように見えて、ユーザーの選択肢を減らしていることだ。

ミニバンユーザーの乗り換えが困難に

またプレマシー、ビアンテ、MPVという生産を終えたマツダのミニバンは、今でも相応に保有されている。このユーザーが乗り替える車種を見つけられず、行き場を失ってしまった。

マツダの「CX-8」(写真:マツダ)
メーカーはSUVのCX-8が3列シートを備えるため、ミニバンユーザーの乗り替えを期待したが、実際は難しい。CX-8は全長が4900mmと大柄で、プレマシーやビアンテに比べて取りまわし性が悪いからだ。
CX-8は価格も高く、2.5Lのノーマルエンジンを搭載する中級の25Sプロアクティブでも325万6200円に達する。上級グレードは400万円前後だ。かつてのプレマシーは値引きも大きく、実質160~180万円で売られていたから、CX-8に乗り替えてもらうのは無理が伴う。
販売店でも「プレマシーなどのミニバンを使うお客様は、乗り替える車種がなくて困っている。車検を取って乗り続けるお客様も多いが、今では最終型のプレマシーが発売されてから9年が経過した。部品の交換が増えたりすると、他メーカーのミニバンに乗り替えてしまう。そうなると車検やメンテナンス、保険などの仕事まで失う」と困惑している。
今のマツダはトヨタと業務提携を結んでいることから、ミニバンの供給を受けるなどの対策も考えられる。一部の販売店ではこれを希望しているが、メーカーは「ヴォクシーなどのOEM車をマツダが取り扱うことはありえない」という。
それでもミニバンユーザーのために、トヨタのミニバンをマツダの店舗で代行的に販売するなどのサービスは行っていいだろう。今後はクルマのユーザーが急減するので、販売店がつなぎ止める対策を希望するのは当然だ。
以上のようにマツダが似通ったクルマを造り続ける背景には、さまざまな理由がある。メーカーのイメージを統一させ、商品開発についても、選択と集中を図って優れた商品力とコスト低減を両立させる。メカニズムが進歩すればほかの車種への応用も短時間で行われるから、足並みをそろえて機能を改良できる。こういったメリットが得られる一方で「外観がどのクルマでも同じに見える」という評価も生じた。

売れ行きは国内と海外で異なる

魂動デザインとスカイアクティブ技術の併用で、2012年以降のマツダ車は商品力を格段に向上させたが、売れ行きは国内と海外で大きく異なる。海外販売台数は2011年3月期が106万7000台、2019年3月期が134万6000台と順調に伸びたが、国内販売は2011年3月期が20万6000台、2019年3月期は21万5000台で伸び悩んでいる。国内販売比率も約14%にとどまり、魂動デザインとスカイアクティブ技術の効果はいま一つだ。

欧州仕様の「 CX-30」(写真:マツダ)
今後、CX-30のように比較的コンパクトで、なおかつ空間効率の優れた車種をそろえると、日本国内でもマツダ車を購入しやすくなる。先に述べたマツダのミニバンユーザーに配慮した商品展開も必要だ。
そして6速MTを幅広い車種に用意するのが今のマツダ車の特徴だから、このトランスミッションが似合うバリエーションを整えると、ユーザーから喜ばれる。
例えば高回転域の吹き上がりが優れた自然吸気のガソリンエンジンなどだ。昭和の香りがするオジサン的なスポーティーカーだが、今のマツダは、古典的な価値観に最先端技術を組み合わせるクルマ造りを行う。これは他社とは違う個性だから、突き進めるとよい。
今はクルマ好きの人口が減っているが、それ以上の勢いでわかりやすいスポーティーカーが姿を消している。スズキスイフトスポーツのような小さくて運転の楽しいクルマをマツダの最先端技術でそろえたら、共感を得られると思う。

マツダ 従業員はしかで注意喚起

府中町のマツダ本社では、先月から今月にかけて6人の従業員が相次いではしかに感染していることから、社内の感染防止対策を急ぐとともに、感染した場合に影響の大きい妊婦や乳児を連れての会社への訪問などを控えるよう広く呼びかけています。

マツダによりますと、府中町の本社では先月29日、海外からの帰国後に、発熱などの症状を訴えた30代の男性社員が、はしかに感染していることがわかって以降、これまでにあわせて6人の従業員の感染が確認されています。
これを受けてマツダでは、感染者と接触した可能性のある従業員の健康状態の確認を続けているほか、すべての従業員に対する注意喚起や健康観察の徹底など、感染防止対策を急いでいます。
また、社外への感染拡大を食い止めるため、感染者の発生について、報道機関などに情報を公開し、健康観察期間とされている今月27日までの間は、感染した場合に影響が大きい妊婦や乳児を連れての会社への訪問などを控えるよう広く呼びかけています。
一方、県では、はしかは感染から発症まで10日から2週間程度かかることなども踏まえ、感染が疑われる場合には、事前に医療機関に連絡した上で速やかに受診し、移動の際は、公共交通機関の利用を避けるよう呼びかけています。


マツダ「オープンデー」開催 VR塗装体験など






2019/6/3 19:16



マツダは1、2日の両日、地域住民向けの体験イベント「マツダオープンデー」を広島県府中町の本社で開いた。2020年の創立100周年を控えた地域貢献の取り組みで、開催は今年で4回目。VR(仮想現実)で車両の塗装を体験できるブースなどを設け、2日間の来場者数は前年の2倍近い約8300人に上った。

マツダ 燃費改善のエンジン使った新型車販売へ







自動車メーカーのマツダはブランド力強化のため海外向けの名称に統一した新型車を24日から発売しました。今後、独自の技術で燃費を大幅に改善した新しいエンジンを使ったモデルも国内で初めて投入することにしています。
マツダが24日から発売したのはセダンタイプの「MAZDA3」です。

国内ではこれまで「アクセラ」として販売していましたが、ブランド力強化のため名称を海外向けに展開していた「MAZDA3」に統一しました。

一部のモデルには独自の技術でガソリンと空気の圧縮を強め、複数箇所で同時に燃焼を引き起こす新しいエンジンを国内で初めて搭載します。

モーターを使ったハイブリッドシステムと組み合わせることで、これまでより20%ほど燃費が改善されるということでことし10月にも販売する計画です。

マツダは2030年には、生産するすべての車についてエンジンだけで動く車をゼロにしてハイブリッド車や電気自動車などに切り替える方針を示しています。

この新しいエンジンとハイブリッドシステムは、マツダが打ち出した電動化の方針の中で中心的な役割を担うことになります。

マツダの丸本明社長は「新しいエンジンはマツダが目指す、走る楽しさを実現するもので、燃費もよいのでお客様に満足してもらえると期待している」と話していました。
NHK参照
技術開発、日本の生命線


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