覚えておくと何かと便利!Google検索のちょい足しワザ8選
日々の生活でもはや欠かせない存在の「Google検索」。なにか分からないことがあるとすぐに“ググる”のが習慣になっている人も多いことでしょう。
しかし、ただキーワード検索しているだけならもったいない。検索ワードにひと手間加えるだけで、より便利に検索する方法があるんです。そこで今回は、覚えておきたいGoogle検索のちょい足しテクを8個ご紹介しましょう。
1. 電卓として使って計算する「〇×〇」
ネットを使っているときに、ちょっとした計算をしたい。そんなときは、検索窓に直接計算式を入力しましょう。例えば、「4800×1.08」と入力して検索すると、検索結果のトップにその回答が反映された電卓が表示されます。かけ算の場合、「10*10」のように「*」を使っても同様に計算できます。割り算の場合は、「÷」または「/」を使いましょう。
▲計算式を入力して検索
▲検索結果が表示された。電卓はキーボードのテンキーから操作が可能
ちなみに、Chromeの検索窓なら、計算式を入力するだけで「ENTER」を押さなくても下に検索結果が表示されるんです。もちろん、かけ算や割り算だけでなく、「+」と「-」も使えます。
▲365÷30の答えがすぐ下に表示された
2. 不要な検索結果を除く「検索ワード -〇〇」
「映画 -YouTube」のように、検索結果から除きたいキーワードやウェブサイト名の前に「-(半角ハイフン)」を入れると、指定したウェブサイトのページが検索結果に表示されません。不要な情報を省きたい場合に便利でしょう。
キーワードと「-」の間にはスペースを入れるのも忘れずに。以降紹介する検索方法でも、スペースを入れるのは共通です。
▲「映画 -YouTube」で検索。検索結果には、YouTubeの動画は表示されない
3. 天気をひと目で確認する「地名 天気」
天気予報は、わざわざアプリで調べなくても簡単にチェックできます。「地名 天気」で検索すれば、今日を含めた8日間の天気予報が表示されるんです。降水確率、湿度などもわかります。
▲「北海道 天気」で検索
「湿度」「降水確率」「風」ごとに表示を切り替えると、それぞれの項目が見やすくなります。
▲表示を「降水確率」に切り替えた画面
4. 日の出のタイミングを知るには「都市名 日の出」
旅先で日の出を見たいときや日の入りの時間を確認するには、「都市名 日の入り」や「都市名 日の出」と検索すればOK。当日の日の入り時刻と、翌日の日の出の時間を確かめられます。
▲「安曇野 日の出」で検索
5. キーワードをピンポイントで探す完全一致検索「“ ”」
指定したフレーズやキーワードと完全に一致したものを探すのに便利なのが「完全一致検索」です。
普通にキーワードを検索すると、キーワードの一部を含むものや関連する結果も出ますが、完全一致検索なら指定したキーワードと一致する情報だけを表示します。
方法は、検索ワードを「“”」で囲むだけと簡単。複数のキーワードで絞り込む場合も活用できます。
▲「“トマト 野菜 スムージー”」で検索。キーワードと完全合致するものを含んだウェブサイトが閲覧できる
6. 知らない単語をすぐに翻訳「検索ワード 和英or英和」
記事のなかに知らない英単語があったり、英語の資料を作ったりするときに必要となる翻訳機能。わざわざ翻訳アプリを立ち上げなくても、Google検索から一発で検索できちゃいます。
日本語→英語なら「検索ワード 和英」、英語→日本語なら「検索ワード 英和」と検索しましょう。Google翻訳の結果が先頭に表示されます。
▲和英で検索
7. 目的地までの経路を検索「地名 経路」
目的地までの道順が知りたいときは、「地名 経路」で検索しましょう。検索結果のトップに、現在地から目的地までのルートが表示され、地図をクリックすると、Googleマップに切り替わります。
▲「東京タワー 経路」で検索。地図画面をクリックして、Googleマップ上で詳細を確認しよう
なお、この方法を利用するには、事前にブラウザで現在地の使用をGoogleマップに許可する必要があります。
▲Googleマップ画面右上の「その他」アイコンをクリック
▲「詳細設定」を開き、「プライバシーとセキュリティ」にある「Chromeへのログインを許可する」をオンにすれば設定完了
8. 通貨や数値の換算「数値+日本語の単位」
「1インチって、何cmだっけ?」普段扱わない単位は、計算に悩むことも。そこで覚えておきたいのが、「数値+日本語の単位」で検索する方法。
例えば、「1インチ」と検索すると、検索結果のトップに「1インチ=2.54センチメートル」と結果が出ます。検索結果から別の単位を選んで再計算することもできるので、単位計算を複数行いたいときにも重宝するでしょう。
▲単位を換算。数値の下にある矢印をクリックすると、ほかの単位を選択できる
通貨を変換する際も同様に、10ドルや30ユーロなど数値に日本語の通貨名を入力すれば、自動で円に換算されます。
▲「10ドル」と検索して通貨を換算
* * *
検索ワードにキーワードなどをちょい足しするだけで、検索がさらにサクサクはかどること間違いなし。便利ワザはどんどん有効活用して、Google検索を使いこなしましょう。
(取材・文/中川美紗)
なかがわみさ/エディター、ライター
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。「旅」と「アート」が大好き。情報が目まぐるしくアップデートされるスマホやウェブサービスに立ち向かいながら、webメディアを中心に記事を執筆中。
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