2019年4月29日月曜日

ガソリン価格 連休中さらに上昇の可能性も


ガソリン価格 連休中さらに上昇の可能性も

このところ値上がりが続いているガソリン価格。10連休中、さらに価格が上昇する可能性もあり、車で遠出を計画している人には負担となりそうです。
レギュラーガソリンの小売価格はことし2月から10週連続で値上がりが続いています。今月22日時点では、1リットル当たりの全国平均は148.4円と、去年の同じ時期に比べて4円余り高くなっています。

さらに、石油元売り各社は国際的な原油価格が上昇しているのに合わせて、大型連休を前にガソリンの卸値を値上げしました。

店頭での小売価格は各ガソリンスタンドの経営戦略によって変わりますが、卸値が上がった分を連休中に値上げする可能性もあります。

大型連休中に小売価格が1リットル当たり150円を超えれば2014年の連休以来となります。

一般的にガソリン価格が150円を超えるとドライバーは満タンの給油を避けるなど消費を抑える傾向が出てくると言われています。

原油市場の動きに詳しい三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員は「10連休中のドライブの計画を変えるほどのガソリン高ではないと思うが、それでも消費者の懐にとっては少し打撃になる」と話しています。

「新潟、車で行こうと思ったが…」

世田谷区にあるガソリンスタンドに給油に訪れた70歳の男性は「10連休は新潟県に車で行こうと思っていたが、往復すると、かなり金額がかかるので値上がりは困ります」と話していました。

また、20歳の大学生は「友達とドライブに行ったりするので、またガソリン価格が値上がりしていくとお財布にはちょっと痛いです」と話していました。

NHK参照

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