「平日、スマホを1日2時間以上使うと幸福度が下がる」ことが分かりました。一方で、スマホ利用者の7割以上が、1日2時間以上スマホを利用しています。ということは……
オックスフォード大学が、興味深い調査結果を公開しました。同調査によると、「スマートフォンを1日2時間以上使うと幸福度が下がる(平日の場合)」ことが分かりました。

デジタルデバイスのおかげで便利なことも増えましたが、「使い過ぎは不幸のもとだ」ということですね。
     
ちなみに、MMD研究所の調査によると、スマートフォン利用者のうち70%以上が1日2時間以上利用しているのだとか。したがって、スマートフォン利用者の7割以上が、使い過ぎのせいで不幸になっている可能性があります。

スマートフォンを使い過ぎると貧乏になる

筆者は「マネー」の専門家です。とはいえ、「スマートフォンを使い過ぎると不幸になるぞ!」などという、一見無関係な話をしたのには理由があります。

その理由とは、ディーキン大学の研究で「不幸な人ほど貯金ができない」ことが分かっているからです。つまり、スマートフォンを使いすぎると不幸になり、不幸が貧乏に結びついてしまうのです。

スマートフォンは無駄遣いの元凶

また、スマートフォンの長時間利用は無駄遣いにもつながります。多くの場合、利用しているスマートフォンを通じて、アプリの購入や通販サイトを利用しています。つまり、スマートフォンは、いつでもどこでも利用可能な「買い物かご」なのです。

スマートフォンを長時間利用すればするほど、無駄遣いの欲求に負けてしまうリスクも高まります。

そこで、筆者は「買い物アプリは、スマートフォンに入れない」「スマートフォンの利用時間は1日2時間以内に収める」といったルールを設けています。欲求に負けないためにも、「スマートフォンの利用時間に制限を設ける」「スマートフォンで買い物はしない」といったルール作りをするのがオススメです。

まとめ:スマートフォンとは上手に付き合って!

スマートフォンとの付き合いは、お酒との付き合いと似ています。ほどほどに飲むお酒は楽しいかもしれませんが、度が過ぎると不幸を招くものです。何事も「やり過ぎ」がよくありません。

何かと便利なスマートフォン。しかし、本来「利便性」や「楽しみ」が魅力のはずが、使い過ぎで不幸になってしまう可能性も。

あなたが本記事をきっかけに、スマートフォンとの付き合いが上手になり、幸せになり、貯金できるようになってくれたら、嬉しく思います。

●参考文献:衝撃!7割の人がスマホで不幸に!?貧乏の原因にも(https://allabout.co.jp/gm/gc/478880/)記事下段に記載
(文:中原 良太(マネーガイド))