東芝 一部子会社との「親子上場」を解消発表
 東芝は発電システムを手掛けている子会社など3社の株式上場を廃止し、いわゆる「親子上場」を解消すると発表しました。

 東芝・車谷暢昭会長:「上場子会社についてはこれまで独立性を尊重していたが、グループの力を結集させてシナジーを最大化させたい」

 東芝は東証1部に上場している子会社「東芝プラントシステム」など3社についてTOB(株式公開買い付け)を行い、約2000億円ですべての株式を取得する方針です。これにより、3社を完全子会社にして上場を廃止します。親子上場を巡っては親会社が自らの利益を優先し、子会社の少数株主の利益を損なう恐れがあるなど問題点が指摘されています。