Image: First Flight JP/YouTube
保冷剤を首に巻くより圧倒的に便利!
日本もそろそろ30度超えの日々が訪れるようになりましたが、アメリカではもう本格的な猛暑に突入しているのだそうです。ということは、人々は冷え冷えのエアコンが効いた部屋から、次の涼しい部屋へと移動する戦略を考える時期になった、ということになります。ですがもし、真昼の焼けつくような太陽の下でも涼しげにいられたらどうでしょう?
そこで今、ソニーがクラウド・ファウディングで小型のウェアラブル・エアコン/ヒーターへの支援を募っています。これで大自然の厳しい摂理に負けず、外出先でも空調の効いた人生を謳歌できるようになるのです。

体表面温度が13度下がるだと...?

この「REON POCKET」は、名刺入れくらいのサイズのBluetoothデバイスで、熱電冷却を利用します。使い方は専用の下着の首元にあるポケットにこれを忍ばせ、アプリと接続してボタンをタップします。するとすぐさま、デバイスが身体に冷感はもちろん、温感も与えてくれるんです。ソニーいわく、寒い真冬の日々でも、暖かく過ごすことが出来るとのこと。
ソニーの製品サイトによりますと、同社は何百回もシミュレーションを行ない、暑い日にはユーザーの体表面温度を13度下げ、また寒い日には8度上げることが可能とのこと。

専用下着に忍ばせる、まさにウェアラブル

スペックはすばらしいもので、まずiOSとAndroidをサポートします。そして電池寿命はUSB-Cによる2時間の充電で24時間持続。さらにはこのサイズなので、軽さはたったの85gしかありません。それに専用下着も外から目立ちにくいようデザインされています。
「REON POCKET」は「スタンダード」と「ライト」の2種類があり、「スタンダード」はスマホで操作する基本のマニュアルモードと、のちのアップデートで追加されるオートモード、それに風量調節機能と、自分の好みにカスタマイズが可能なマイモードが使えます。一方「ライト」は少しお安いものの、マニュアルモードしか使えません。
Image: REON POCKET

出資はお早めに!

ということで、この「REON POCKET」は現在ソニーのクラウド・ファンディング・サイトにて、日曜日に支援受付を始めました。
執筆時には残り47日を残し1,901人から47%の出資金、3,162万円が集まっていました。目標は6,600万円。すでに「早期支援者特典」の2プランが売り切れですが、「REON POCKET」とインナー1枚のプランが1万4,080円(税込)、もしくは「REON POCKET Light」とインナー1枚のプランが1万2,760円(税込)というのが2機種で1番安くなっています。もし目標金額に達すると、お届けは2020年3月を予定している、とあります。
来年3月か...いやもう明日にでも欲しくない!? ↓