2019年9月23日月曜日

三菱UFJと三井住友 相互のATMで手数料無料に

三菱UFJと三井住友 相互のATMで手数料無料に

大手銀行がATMの共同利用に乗り出します。三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、22日から全国の駅前などにあるお互いのATMから手数料無料で現金を引き出せるようにしました。
共同利用を始めるのは、全国の駅やショッピングセンターなど、銀行の店舗の外にある2800か所余りのATMです。

口座を持っていない銀行のATMから現金を引き出す場合は手数料を取られるのが一般的ですが、共同利用のATMでは、三菱UFJ、三井住友どちらのキャッシュカードでも、平日の日中を中心に、手数料無料で現金の引き出しや預け入れができるようになります。

コンビニエンスストアのATMが増え、電子マネーなどキャッシュレス決済が広がるにつれ、銀行が設置したATMの利用者は徐々に減り、維持管理のコストがかさむようになっています。

このため三菱UFJと三井住友は、近いところにある共同利用のATMおよそ700か所を順次廃止して、効率化を進める考えです。効率化の動きはほかの銀行でも進んでいて、あおぞら銀行は、自前のATMを廃止して代わりに提携先のゆうちょ銀行のATMを無料で利用できるようにしています。

かつては各銀行とも顧客獲得のため競い合うようにATMを設置してきましたが、長引く低金利で経営環境が厳しくなる中、ATM戦略も様変わりしています。


三菱UFJに1.6億円制裁=為替取引でカルテル-スイス当局




 【ロンドン時事】スイスの独占禁止当局は6日、外国為替取引をめぐるカルテルが行われていたとして、三菱UFJ銀行を含む日米英の5行に対し、総額約9000万スイスフラン(約98億円)の制裁金を科したと発表した。
 三菱UFJへの制裁は約150万フラン(約1億6000万円)だった。 

三菱UFJ銀がインドネシア大手銀買収 邦銀で過去最高








 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)傘下の三菱UFJ銀行は29日、インドネシアの大手銀行バンクダナモンに約4200億円を追加出資し、子会社化したと発表した。

 出資総額は約6800億円で、邦銀による海外銀行の買収で過去最高額となった。アジア事業の強化が狙いで、アジアの銀行を買収で子会社にするのはタイに続き2カ国目だ。
 三菱UFJ銀は2017年末からバンクダナモンへの出資を進めていた。今回の追加出資で、出資比率は40%から94・1%に引き上げられる。インドネシアでは外資企業が現地銀行に4割超を出資する場合は当局の認可が必要だが、金融基盤の強化につながるとして追加出資が認められた。

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