ベルギーとフランス、ドイツに囲まれたヨーロッパの小さな国「ルクセンブルク」。人口約60万人と小規模ですが、1人当たりのGDPは世界トップクラス。CIAの「The World Factbook」では世界5位とされています。
その大きな理由はヨーロッパの金融業をリードする存在だから。お金持ち国家として知られているのも納得ですね。
そんな国による新たなプロジェクトが、今、世界中で報道されています。彼らは2019年の夏までに公共交通機関をすべてタダにすると発表。
……とは言っても、「俺たちは金があるからタダにするよ!」みたいな意図ではなく、環境対策と渋滞緩和が狙いなんだとか。土地柄、隣の国からクルマで通勤する人もたくさんいるのが原因。
余談ですが、エストニアも同じようなプロジェクトを始めていますよね。でも、“全国で”実現できれば、ルクセンブルクが世界で初めての国になります。