ドラッグストアは日用品や食品が安定して低価格で売っているので、節約主婦にとって強い味方になってくれます。そんなドラッグストアをもっと賢く使うテクニックをお伝えします。

スーパーより価格が安いのが最大の魅力

私はドラッグストアが大好きです。本来の医薬品だけに留まらず、生活用品から食品まで品揃えが多く、何よりスーパーより価格が安いのが最大の魅力です。

今でこそインフレにふれつつありますが、バブル崩壊後、長期にわたる不景気から私達一般消費者の家計を守ってくれたのが「ドラッグストア」であり、日本のデフレの賜物と言っても過言ではないでしょう。

食費、日用品費の節約はドラッグストアが便利!

食費や日用品費の節約は、「使用頻度の高い物ほど安く買う」ことが重要です。そのためにも、価格が安定して安いドラッグストアは、私達の消費者の強い味方となります。

「食費の節約にはドラッグストアがお役立ち」でもお伝えしていますが、買い物の順番としてまずは、ドラッグストアで食品や日用品の買い物を済ませる。その後、ドラッグストアには売っていない生鮮品等の食品をスーパーで買い足す。

といったように、ドラッグストア、スーパーといった買い物の順番にすることで、食費はスーパーで買い物を全て済ませるより、1~3割安く抑えることができます。

化粧品こそドラッグストアを賢く活用しよう!

通常デパートに売っている「カウンセリング化粧品」も、ドラッグストアならとってもお得に買うことができます。通常の20~30%オフ!だったり、割引はなくてもポイント10倍!または10%割引券進呈!と、デパートよりとってもお得です。

美容部員が苦手……ゆっくり選びたい……いつもと同じ商品を購入する……という場合は、ドラッグストアを使わない手はありませんね。

ビール券、お米券、アイス券等の賢い使い方

ビンゴの景品でハーゲンダッツの商品券を当てました。商品券1枚で2個のハーゲンダッツのミニカップと交換できるというものです。ハーゲンダッツのミニカップと言えば、1個が約300円もする節約主婦にとっては贅沢の極みです。

この商品券、普通のお店やコンビニなどでは、当然1枚の商品券でミニカップ2個しか交換できません。しかし私の通っているドラッグストアでは、金券として扱ってもらえるので、アイスにこだわらず約600円分の金券として使うことができます。

しかも、ドラッグストアなので、通常約300円のミニカップが約200円で売っています。なんと、1枚の商品券で3つのミニカップを手に入れることに成功しました。

このように、アイス券、ビール券、お米券といった商品券は金券として使えるドラッグストアも存在します。

例えば、「ビール共通券大瓶2本……869円」 というように額面が決まっています。通常はこれでビールと交換するのでしょうが、ドラッグストアでは店内商品ならどれもOKというケースがあるので、トイレットペーパーやお菓子を買うこともできるようになります。

ドラッグストアで普通にビール大瓶2本と交換しようとしても、定価より安く売っているので、ビール券1枚で大瓶2本以上の物が買えるようになります。

▼注意点その1:おつりが出ないことがある注意する点は、おつりが出ないことです。結果的に少し多めに買うことになりますが、ドラッグストアに売られている物は、日常生活で必要な物ばかりなので、買っておいて損になる物はありませんね。

▼注意点その2:全てのドラッグストアで可能とは限らないただ、使用の有無や条件等はそれぞれのお店で違いますので、ドラッグストアで確認しましょう。

ドラッグストアを使いこなして!

化粧品もメーカー価格より1~3割引で販売されていることもめずらしくなく、メーカーと提携してPB商品(プライベートブランド商品)を発売していることもあります。PB商品は、化粧品・日用品・食品と幅広く扱われており、スーパーと比較して多くのお得さを享受することができるのがドラッグストアの魅力です。

自分の好きなドラッグストアを使いこなして、主婦力をアップさせましょう。
(文:二宮 清子(マネーガイド))