2020年5月18日月曜日

ルネサスエレクトロニクスが滋賀工場を閉鎖

東証1部上場の半導体大手「ルネサスエレクトロニクス」は、レーザーダイオード（LD）およびフォトダイオード・フォトディテクタ（PD）事業から撤退し、滋賀工場（滋賀県大津市）を閉鎖すると発表

今後は、顧客と協議の上で生産終了の時期などを決める方針で、従業員については他事業・工場への配置転換にて対応する予定

技術・価格競争の激化による既存製品のシェア低下や、次世代通信規格に向けた新製品の開発遅延に伴い、売上が想定を下回って推移するなど厳しい環境が続いていることから、工場設備の合理化だけでは生き残りは困難と判断し今回の決定に至った

ルネサスエレクトロニクスの19年12月期は59億円の赤字転落

東証1部上場の半導体大手「ルネサスエレクトロニクス」は、2019年12月期決算短信を発表し、当期純損益が59億1400万円の赤字に陥ったことを明らかに

中国市場の減速に伴い、主力の自動車向けおよび産業・インフラ・IoT向け半導体の需要が減少しているため、売上収益は前期比で5.1%の減少となり、純損益は赤字転落

ルネサスエレクトロニクスの19年中間期は37億円の赤字

東証1部上場の半導体大手「ルネサスエレクトロニクス」は、2019年12月期第2四半期決算短信を発表し、四半期営業損益が37億7200万円の赤字

米中貿易摩擦を背景とする中国市場の減速に伴い、主力の自動車向けおよび産業向け半導体の需要が減少したため、営業損益・純損益ともに赤字転落

ルネサス、上海VWと共同研究所　次世代車システム開発

2019/6/10 16:36

半導体大手のルネサスエレクトロニクスは10日、上海フォルクスワーゲン（VW）と共同研究所を上海市に設立したと発表した。次世代車の運転席に搭載する電子機器や制御システムの開発で協業する。自動運転や電動車の開発が活発な中国市場の開拓を強化する。

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ルネサスと上海フォルクスワーゲンが共同研究所を設立した（上海市で開かれた設立式典の様子）

「オートモーティブ・エレクトロニクス共同研究所」を4月15日付で設立した。ルネサスが得意とする自動車向けの高性能マイコンや大規模集積回路（LSI）、ソフトウエア技術を使い、上海VWの次世代車に搭載する電子システムの開発を支援する。上海VWは中国自動車大手の上海汽車集団と独VWの合弁。

足元は米中貿易摩擦など懸念材料もあるが、ルネサスは中国市場は長期的に成長するとみて取り込みを進めている。18年9月には、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の分野で中国・アリババクラウドとの提携を発表した。

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