双葉電子の20年3月期は101億円の最終赤字

双葉電子の20年3月期は101億円の最終赤字
東証1部上場でラジコン機器製造の「双葉電子工業」は、2020年3月期決算短信を発表し、当期純損益が101億1800万円の赤字に陥ったことを明らかに
設備投資の抑制やホビー用ラジコン機器市場の縮小、ドローン関連事業の停滞など市場環境が悪化した影響により、前期比で約15%の減収となったことに加え、収益性の低下に伴う固定資産の減損損失として58億200万円の特別損失を計上したため、営業損益・純損益ともに赤字
双葉電子が有機ELディスプレイの中国生産を終了
東証1部上場でラジコン機器など製造の「双葉電子工業」は、有機ELディスプレイの生産拠点について、中国子会社の「双葉電子部品」（恵州）での生産を終了し、国内子会社の「双葉モバイルディスプレイ」（茨城県北茨城市）に集約すると発表
この再編に伴う費用として、約3億3000万円の特別損失を計上する見込み
有機ELディスプレイの生産合理化に伴う措置で、2020年2月をめどに再編を実施する予定です。また、双葉電子部品で生産しているラジコン機器については、同じ恵州市内の別拠点に縮小移転し、効率化を目指す方針
双葉電子の20年3月期は68億円の最終赤字
東証1部上場でラジコン機器製造の「双葉電子工業」は、2020年3月期通期連結業績予想を下方修正し、当期純損益が68億円の赤字に陥る見通し
国内および中国市場における設備投資の抑制に加え、ホビー用ラジコン機器市場の縮小やドローン関連事業の停滞により減収を見込むほか、収益性の低下に伴う固定資産の減損損失として24億1300万円、子会社「カブク」の業績低迷に伴うのれんなどの減損損失として11億900万円のそれぞれ特別損失を計上することから、営業損益・純損益ともに赤字見通し

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