東証1部上場で電子部品製造の「日本ケミコン」は、3月30日付で公表していた早期退職優遇制度に157名が応募したことを明らかに
米中貿易摩擦をはじめとする外部環境の悪化に伴い、アルミ電解コンデンサの需要が落ち込んでいるほか、顧客先における在庫調整の影響などで厳しい環境に陥っているため、収益規模に見合った人員体制への再構築が必要と判断し今回の措置に至ったようです。
対象となったのは同社および国内子会社に在籍する満45歳以上60歳未満の正社員および契約社員で、退職日は5月31日の予定です。当初の募集人員100名に対して約6割多い応募者数となり、この施策に伴う特別加算金などの費用として8億4500万円の特別損失を計上
日本ケミコンが早期退職優遇制度による100名の人員削減
東証1部上場で電子部品製造の「日本ケミコン」は、早期退職優遇制度による100名の人員削減を明らかに
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米中貿易摩擦をはじめとする外部環境の悪化に伴い、アルミ電解コンデンサの需要が落ち込んでいるほか、顧客先における在庫調整の影響などで厳しい環境に陥っているため、収益規模に見合った人員体制への再構築が必要と判断し今回の措置に至った対象となるのは同社および国内子会社に在籍する満45歳以上60歳未満の正社員および契約社員で、退職日は5月31日の予定です。退職者には特別加算金を別途支給するほか、希望者には再就職支援を実施する方針
日本ケミコンの20年3月期は10億円の最終赤字へ
東証1部上場で電子部品製造の「日本ケミコン」は、2020年3月期通期連結業績予想を下方修正し、当期純損益が10億円の赤字に陥る見通し
中国経済の停滞や米中貿易摩擦の影響により、主に自動車関連市場や産業用ロボットなど設備関連市場の需要が低迷していることに加え、顧客先における在庫調整の影響も重なり、純損益は従来の黒字予想を一転し赤字見通し
日本ケミコンの20年第1四半期は12億円の最終赤字
東証1部上場で電子部品製造の「日本ケミコン」は、2020年3月期第1四半期決算短信を発表し、四半期純損益が12億9000万円の赤字
米中貿易摩擦の影響により、主力のアルミ電解コンデンサの需要が減少するなど厳しい状況に陥っているため、売上高は前年同期比で20.3%の減少となり、営業損益・純損益ともに赤字転落となりました。なお、通期業績については前回予想を据え置く
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