2020年3月7日土曜日

エムグラントフードサービスが破産

エムグラントフードサービスが破産
東京都渋谷区道玄坂に本拠を置く飲食店経営の「株式会社MFS」(旧商号:株式会社エムグラントフードサービス)は、2月28日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかに
近年は競合ステーキ店の参入による競争激化に加え、原材料価格や人件費の上昇で採算が悪化していました。そのため、不採算店舗の閉鎖などで収益改善を目指したものの、その後も厳しい環境が続いたことから、2019年7月1日付で「ステーキハンバーグ&サラダバーけん」を同業の「ジー・テイスト」(ジャスダック上場)に譲渡すると、同社は現商号に改称し事後処理を進めていました
2005年に創業の同社は、「ステーキハンバーグ&サラダバーけん」の屋号などで飲食店を展開し、主に郊外で閉店した店舗の居抜き物件をほぼ改装せずに出店することで、費用を抑えながら店舗網を急拡大し、ピーク期には同業態だけでも238店舗を展開していました。また、その手法が話題となり、同社代表が「ロードサイドのハイエナ」の異名で多くのメディアに取り上げられるなど高い知名度を有していた

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