2020年3月26日木曜日

スルガ不正融資 シェアハウス物納で“借金帳消し”

スルガ不正融資 シェアハウス物納で“借金帳消し”


スルガ不正融資 シェアハウス物納で“借金帳消し”
 スルガ銀行はシェアハウスの所有者が物件を手放せば借金を帳消しにすると発表しました。

 スルガ銀行によるシェアハウスの融資を巡っては、顧客の通帳を改ざんするなどの不正行為が横行して過剰な融資で借金を返せなくなる所有者が相次ぎました。スルガ銀行は25日、シェアハウスの所有者が土地と建物を物納すれば借金を帳消しにすると発表しました。借金の帳消しで一連の不祥事に区切りを付け、信頼回復を急ぐ狙いがあります。

スルガ銀行「借金帳消し」検討 オーナーと和解図る





スルガ銀行「借金帳消し」検討 オーナーと和解図る
 スルガ銀行のシェアハウス向けの不正融資問題で、オーナーが物件を手放した場合、スルガ銀行がオーナー側の借金を帳消しにすることを検討していることが分かりました。

 スルガ銀行は「かぼちゃの馬車」などのシェアハウスのオーナーになる人を対象に、書類を改ざんするなどして不正融資を行っていました。融資残高は1992億円で、返済能力を超える借金を負うなどした物件のオーナーは約1200人に上ります。関係者によりますと、オーナーが土地と建物をスルガ銀行に譲渡すれば借金の返済を免除する方向で検討が進んでいるということです。スルガ銀行は不正融資の温床となった創業家との関係を解消したのに続き、係争中のオーナー側との和解を進めて不正融資問題に区切りを付けたい構えです。

ノジマ スルガ銀行の筆頭株主に 創業家の株取得へ

 




ノジマ スルガ銀行の筆頭株主に 創業家の株取得へ
 家電量販大手のノジマは不正融資が問題となったスルガ銀行の創業家が持つすべての株式を取得し、筆頭株主になると発表しました。

 ノジマは5月、スルガ銀行との業務提携で合意しましたが今回、創業家が保有するすべての株式を約140億円で取得すると発表しました。議決権ベースで18%を持つ筆頭株主となります。スルガ銀行はシェアハウス向けの不正融資問題の温床となっていた創業家との関係を断ち、経営再建を進めたい考えです。一方、ノジマはスルガの金融サービスを取り込み、家電量販事業やインターネット事業を組み合わせて新たなサービスを生み出すとしています。

大規模不正融資のスルガ銀行 創業家が保有の全株式売却へ

大規模な不正融資が問題となった静岡県のスルガ銀行は、創業家が保有しているスルガ銀行の株式すべてを売却することになったと発表しました。銀行は創業家との関係を解消して経営への影響をなくすことで再建を加速させたい考えです。
スルガ銀行は25日、創業家と創業家が関わるファミリー企業が保有しているスルガ銀行の株式すべてを提携先の家電量販店ノジマに売却する契約を結んだと発表しました。

スルガ銀行は、創業家が120年余りにわたって経営に関与してきましたが、株式の売却で関係を完全に解消します。

一方、ノジマはスルガ銀行の18%の株式を持つ筆頭株主となります。

スルガ銀行はシェアハウスを中心にした投資用不動産向けの融資で多くの不正が明らかになり、創業家の出身で当時、経営トップだった岡野光喜元会長ら経営陣が辞任し、不正を防げなかった創業家による経営への関与をなくすことが課題となっていました。

スルガ銀行としては、不正の温床となった不動産向けの融資から、個人向けの金融サービスにかじを切り、経営の再建を加速させたい考えです。

スルガ銀行「創業家本位の経営が問題」




スルガ銀行の創業家が保有しているスルガ銀行の株式すべてを家電量販店「ノジマ」に売却することについて、スルガ銀行は「これまで創業家本位の経営が問題であると指摘され、創業家からの脱却を第一に取り組んできたが、関係が解消されることで業務改善計画を大きく前進させることができる。引き続き、失った信用と信頼を回復させるために取り組んでいきたい」とコメントしています。

スルガ銀に追加出資も=ノジマ社長、提携に意欲-株主総会








 家電量販店大手ノジマの野島広司社長は14日、横浜市で開いた株主総会で、投資用不動産をめぐる不正融資が発覚したスルガ銀行への出資比率を引き上げる可能性に言及した。

 「企業価値やシナジー(相乗効果)が高まると判断すれば、さらに出資したい」と語った。

 ノジマはスルガ銀に4.99%を出資し、5月には業務提携することでも基本合意した。総会では株主から懸念の声が上がったが、野島社長は「(同行は)いろいろと挑戦したことよりも、数字を追ったことに問題があった」と指摘。ただ、消費者向けに特化した同行の事業について「(ノジマと)親和性がある」と話し、関係強化に意欲を示した。 



ノジマ、スルガ銀株4.99%保有=第2位株主に


 スルガ銀行は10日公表した定時株主総会招集通知で、家電量販店のノジマが4.99%の同行株式を保有していることを明らかにした。

 創業家のファミリー企業エス・ジー・インベストメント(5.48%)に次ぐ、第2位の株主となっている。

 同行は投資用不動産向け融資の不正が発覚し、業績が悪化。経営再建に向け、ノジマや新生銀行と提携すると発表していた。26日に本店のある静岡県沼津市で株主総会を開き、SGホールディングス取締役の嵯峨行介氏を副社長に起用する取締役人事などを提案する。 

ゆうちょ銀、スルガ銀との業務提携を解消















ゆうちょ銀、スルガ銀との業務提携を解消
[東京 30日 ロイター] - ゆうちょ銀行<7182.T>は30日、スルガ銀行<8358.T>との業務提携を解消することで合意したと発表した。ゆうちょ銀は、今期連結業績への影響は軽微とみている。
ゆうちょ銀とスルガ銀は2008年5月に業務提携を開始し、ゆうちょ銀が代理店としてスルガ銀の住宅ローンを取り次いできたが、これを終了する。新規の相談受付は6月28日で終了し、その他の詳細については、両社で協議する方向。



スルガ銀行の19年3月期は971億円の赤字転落

東証1部上場の地方銀行「スルガ銀行」は、2019年3月期決算短信を発表し、当期純損益が971億4600万円の赤字に陥ったことを明らかに

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