2020年3月24日火曜日

曙ブレーキ工業の早期退職に154名が応募

曙ブレーキ工業の早期退職に154名が応募

東証1部上場の自動車部品メーカー「曙ブレーキ工業」は、1月16日付で公表していた早期退職措置に154名が応募したことを明らかに当初の募集人員200名に対して、約2割少ない応募者数となりました。一方、自己都合の退職者32名を加えると、ほぼ想定内の削減数となる見込みです。なお、この施策に伴う特別加算金などの費用として、約8億円の特別損失を計上する予定同社の社員およびグループ企業への出向社員のうち、勤続3年以上かつ満40歳以上の正社員、60歳以上の再雇用契約社員、勤続3年以上の契約社員のいずれかで、退職日は4月30日の予定

曙ブレーキ工業が早期退職措置による200名の人員削減

東証1部上場の自動車部品メーカー「曙ブレーキ工業」は、早期退職措置による200名の人員削減を明らかに
事業再生ADR手続による事業再生計画の一環として実施するもので、国内生産拠点の閉鎖・縮小に伴う人員の適正化については、別途、決定次第明らかにするとのこと
対象となるのは、同社の社員およびグループ企業への出向社員のうち、勤続3年以上かつ満40歳以上の正社員、60歳以上の再雇用契約社員、勤続3年以上の契約社員のいずれかで、退職日は4月30日の予定です。退職者には特別加算金を別途支給するほか、希望者には再就職支援を実施する方針

曙ブレーキ工業が米2工場を閉鎖

東証1部上場の自動車部品メーカー「曙ブレーキ工業」は、9月18日付で公表していた事業再生計画の一環として、アメリカにある4工場のうち、2工場での生産を終了し閉鎖すると発表
閉鎖する2工場の土地・建物・設備については、必要な生産設備を他拠点に移管するほか、事業・資産の売却・処分も検討しており、また、従業員についても適切に対応
対象となるのは、「Akebono Brake, Clarksville Plant」(テネシー州)と「Akebono Brake, Columbia Plant」(サウスカロライナ州)の2工場で、閉鎖日はそれぞれ2020年8月と2020年9月の予定

曙ブレーキが岡山工場と米・欧4工場を閉鎖

東証1部上場の自動車部品メーカー「曙ブレーキ工業」は、9月18日付で成立した事業再生ADR手続による事業再生計画の一環として、国内外の工場閉鎖・縮小などの施策を発表

これら施策に伴う費用として、国内で約54億円、北米で約70億円、欧州で約26億円を見込む
欧州では、「Akebono Europe S.A.S.」(フランス)および「Akebono Brake Slovakia s.r.o.」(スロバキア)について、提携または売却を目指し、それが実現できない場合は閉鎖する予定です。また、研究開発施設の「Akebono Europe GmbH」(ドイツ)および「Akebono Advanced Engineering (UK)」(イギリス)を閉鎖することも併せて明らかに
北米では、「Akebono Brake Columbia Plant」(アメリカ・サウスカロライナ州)および「Akebono Brake Clarksville Plant」(アメリカ・テネシー州)の2工場を閉鎖し、最終的にはアメリカ国内にある4工場を1工場に集約する予定
国内では、ドラムブレーキやホイールシリンダーなどを製造する連結子会社の「曙ブレーキ山陽製造」(岡山県総社市)を段階的に閉鎖するほか、ドラムブレーキライニングやディスクブレーキパッドなどを製造する連結子会社の「曙ブレーキ福島製造」(福島県桑折町)での生産を縮小する方針


曙ブレーキのADR手続が成立、560億円の債務免除受ける

東証1部上場の自動車部品メーカー「曙ブレーキ工業」は、1月29日付で事業再生実務家協会に申請していた事業再生ADR手続について、対象債権者の取引金融機関から事業再生計画への同意が得られたため、9月18日付でADR手続が成立したと発表

北米における過大な受注に対応できず生産混乱に陥ると、労務費をはじめとする追加費用の発生が常態化するなど採算が悪化したため、取引金融機関に対し金融支援を求めるべくADR手続を申請
1929年に「曙石綿工業所」として創業の同社は、自動車・二輪車・鉄道車両・産業機械用のブレーキおよび関連部品の製造を主力に事業を展開し、特に日本およびアメリカ市場の自動車用ブレーキでは高いシェアを握っていた
取引金融機関37行から借入金など総額560億円の債務免除を受けるほか、残りの債務についても2024年6月30日まで元本残高を維持するなどの金融支援を受ける予定

曙ブレーキの20年第1四半期は88億円の赤字


東証1部上場の自動車部品メーカー「曙ブレーキ工業」は、2020年3月期第1四半期決算短信を発表し、四半期純損益が88億8700万円の赤字

業績が悪化した同社は、事業再生ADR手続による再建を進めており、200億円の出資受け入れや総額560億円の債務免除を受けることで債務超過を解消する予定

北米市場における同社製品採用車のモデルチェンジに伴う失注に加え、パーキングブレーキの不具合によるリコール関連費用として78億円の特別損失を計上したため、4億円の債務超過に転落


曙ブレーキ工業が560億円の債権放棄を要請

東証1部上場の自動車部品メーカー「曙ブレーキ工業」は、事業再生ADR手続における事業再生計画案として、取引金融機関に対して総額で560億円の債権放棄を要請したと発表

北米子会社の過大受注による生産混乱や、労務費の上昇による採算悪化で業績が悪化した同社は、多額の借入金が財務を圧迫していることから、取引金融機関に対して金融支援を要請するため、1月29日付で事業再生ADR手続を申請

7月18日付で投資ファンドから200億円の出資を受け入れることも発表しており、経営再建に向け財務体質の改善を急いでいた



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曙ブレーキ工業が200億円の出資受入れ


東証1部上場の自動車部品メーカー「曙ブレーキ工業」は、投資ファンドの「ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ」に対して種類株式による第三者割当増資を実施し、約200億円の出資を受け入れると発表

パーキングブレーキ製品の一部において、品質問題が発生していることが明らかとなったため、2020年3月期第1四半期決算において78億円の特別損失を計上することも併せて発表


1月29日付で事業再生ADR手続を申請し経営再建中の曙ブレーキ工業は、当面の資金繰りを改善するため、スポンサー候補との協議を進めていました。なお、割り当てた種類株式について、普通株式を対価とする取得請求権が全て行使された場合、同社株式の希薄化率は約291%に相当


曙ブレーキ、再建策を9月決議へ 支援企業選定に遅れ 


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経営再建中のブレーキ部品大手、曙ブレーキ工業は11日、東京都内で第3回債権者会議を開いた。7月22日に再建計画案の再審議を持ち越し、9月18日に計画案を最終的に決議することを決めた。当初は11日の会議で計画案を決議する予定だった。
曙ブレーキ工業は11日、東京都内で第3回債権者会議を開いた
曙ブレーキ工業は11日、東京都内で第3回債権者会議を開いた
支援企業の選定や計画案の策定に時間がかかっており、取引先の金融機関から決議までの一定期間の猶予を得た。
同日の会議では、金融機関の関係者ら150人が出席した。信元久隆会長兼社長が支援企業の選定状況などを報告した。支援企業の「デューデリジェンス(資産査定)」に時間を要し、計画案の策定にも遅れが生じていることなどに理解を求めた。
債権者会議は全3回の予定だったが計画案の決議が延期されたことで、結果的に5回となる見通し。
曙ブレーキは北米事業の不振で資金繰りが悪化。1月末に私的整理の一種である事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)制度の利用を申請した。4月の第2回債権者会議では、今回の第3回会議でも計画案を継続審議することで金融機関から承認を得ていた。

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