2019年6月1日土曜日

アクセルスペース、衛星画像の提供を開始

アクセルスペース、衛星画像の提供を開始 


2019/5/31 21:29
小型衛星開発のアクセルスペース(東京・中央)は31日、自社の衛星で撮影する地表の画像を提供するサービスを始めた。同社は多数の自社衛星による地球観測網の構築を目指しており、第1弾として2018年12月に打ち上げた1号機で取得した画像を販売する。新興企業のサービスが軌道に乗れば、企業の衛星データ活用が広まりそうだ。
衛星画像の提供サービス開始を発表するアクセルスペースの中村友哉最高経営責任者(左)(31日、東京・中央)
衛星画像の提供サービス開始を発表するアクセルスペースの中村友哉最高経営責任者(左)(31日、東京・中央)
同社は22年までに数十基の超小型衛星を打ち上げ、高い頻度で地球を撮影できるようにする計画。1号機が正常に動作することを確認したため、画像データを顧客に提供するプラットフォーム「アクセルグローブ」のサービスを始めた。
アクセルスペースが手がける衛星「グルース」は小型冷蔵庫ほどの大きさで、撮影した画像では地上にある2.5メートルの物体を見分けることができる。農作物の生育状況の監視や、交通網の混み具合の把握などに活用できると同社は説明している。
アクセルグローブを利用する企業は観測したい地点を指定して同社に撮影を依頼し、ネット上からデータをダウンロードできる。利用料金は個別に見積もる。アクセルスペースによれば撮影した画像に位置情報をひも付けたり、見やすく加工したりといった作業の大部分は自動化しているという。
現在は1基体制のため、同じ地点を撮影するのに15日程度かかる。アクセルスペースは20年にも観測衛星を3基追加する計画で、場所によってはほぼ1日1回に撮影頻度を高められるという。
海外では米プラネットなどがすでに衛星画像の販売を始めている。アクセルスペースの中村友哉最高経営責任者(CEO)は同日のサービス発表会で「衛星開発というものづくりから、データ販売で代金をもらうビジネスの段階に進んだ」と強調した。国内宇宙スタートアップの先駆けとしても、今後は順調に顧客を開拓し、収益を上げられるかが問われる。(山田遼太郎)

日本経済新聞



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